2月最終日は世界希少・難治性疾患の日
世界中の希少・難治性疾患の患者数をあわせると3億人と推定されます。しかし、一疾患ごとの患者数が少ないため病気についてわからないことも多く、診断機会や治療法、関係者や周囲からの理解などが不足している現状があります。
世界希少・難治性疾患の日(Rare Disease Day, RDD)は、世界中の希少・難治性疾患の患者さんやご家族にとって、より良い診断や治療による生活の質(QOL)の向上を目指す活動です。うるう年の「Rareな日」にあわせ、毎年2月最終日が定義日となっています。2008年からヨーロッパでスタートした本領域世界最大の社会啓発イベントであり、日本でもその趣旨に賛同して2010年から全国で開催し、患者や家族同士、関係者らがつながる機会をつくっています。
武田薬品工業株式会社とRDD Japan事務局は、Rare Disease Day 2024イベントの一環として、2024年2月8日(木)に「Rare Disease Day 2024 シンポジウム ーみんなで正しく知って伝えよう、希少遺伝性疾患ー」を共催いたします。本シンポジウムでは、希少遺伝性疾患における理解促進をテーマにかかげ、遺伝性疾患の治療や支援、疾患啓発に取り組まれている医師と認定遺伝カウンセラー、ならびに患者家族会代表の三者にご講演いただきます。
事前のお申し込みが必要です。詳細はこちらをご覧ください。Rare Disease Day 2024シンポジウムRDD Japan事務局と日本製薬工業協会(製薬協)は、Rare Disease Day 2024イベントの一環として、2024年2月4日(日)にシンポジウムを共催いたします。製薬協は、2021年10月に難病・希少疾患タスクフォースを立ち上げ、2023年2月に「希少疾患患者さんの困りごとに関する調査」を実施・公開しました。2023年7月には、調査で明らかとなった難病・希少疾患に関する課題への対策をまとめた「難病・希少疾患に関する提言」を策定・公開しました。今回のシンポジウムが、難病・希少疾患と共に生きる方々やご家族が暮らしやすい社会をつくるための対話の場となることを期待しています。
事前のお申し込みは不要です。詳細はこちらを御覧ください。製薬協 Rare Disease Day 2024 シンポジウム