RDD2020写真コンテスト

RDD2020写真コンテスト “○○と、いっしょに ” を実施して

RDD2020写真コンテストは、2019年、Rare Disease Day(世界希少・難治性疾患の日)日本開催10周年を記念して始まりました。当初は1度きりの限定企画でしたが、皆様からお送りいただいた、写真ならではの表情、写真だからこそわかる心情を受けとり、私たちはこの企画を続けていくべきだと考えるに至りました。

2020年も前回以上に多くの作品をお送りいただきました。作品をみるたびに、微笑んだり、涙がにじんだり、背中を押してもらえる気がしたり。今回は、写真だけでなく、一緒に送っていただいたタイトルや背景からも思いが感じられる作品が多数ありました。まだお会いしたことのない被写体や撮影者の皆様をとても身近に感じられる作品も多く、改めて、写真の持つ力を感じました。

皆様から頂いたお気持ちと力をしかと受け止め、今年も小さくも温かい作品集を作成いたしました。写真集と「いっしょ」の時間が、皆様にとって豊かなものとなれば幸いです。

応募いただきました皆様、審査いただきました審査員の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

*応募作品一覧

審査員総評

内多勝康氏(国立成育医療研究センターもみじの家)

応募作品を見ていて、自然と「情」という言葉が頭に浮かんできた。それは、それぞれのフレームの中で「愛情」や「友情」や「人情」が奏でられているからに違いない。日常が困難に追われる日々だとしても、「情」で結ばれた家族や仲間が近くに寄り添えば、きっと乗り越えていける。写真からそんなメッセージが聞こえてきた。

熊谷 晋一郎氏(東京大学先端科学技術研究センター)

今年もたくさんの心の震える作品が送られてきました。あの時、あの場所で起きた、二度とは起きない場面や出来事を切り取った写真という表現。それらを比較するという仕事の不可能性を、今年も痛感しました。一回性を捨象しがちな医学が取りこぼしてしまう、生のかけがえのなさを伝える作品を前に、すべてはこのためにある、ということを思います。

副島 賢和氏(昭和大学大学院保健医療学研究科(あかはな先生))

どのお写真も、表情がいっぱいあふれていますね。今にも声が聞こえてきそうなお写真や、このあとの様子が想像できそうなお写真もあって、本当に素敵ですね。きっと、カメラで写真をお撮りになった方々も素敵な表情をされていたのだろうなあと思います。素敵なお写真をたくさん見せていただき、本当にありがとうございました。

本田 睦子氏(難病のこども支援全国ネットワーク)

今年もステキな写真をありがとうございました。昨年よりもたくさんの写真の応募があって、その1つ1つから、「一緒にいたい」、「一緒にいる」、「つながっている」、”人” がいることでの、笑顔や表情、そして心の模様が伝わってきて、温かな気持ちをいただきました。今までも、そしてこれからも人とのつながりの大切にしていきたいと思います。

水戸川 真由美氏(〜こころのボーダーをなくそう〜Dick Bruna barrier free projectプロデューサー)

今回のタイトル、きょうのえがお、あしたのえがお、そして付け足すならば、心のえがお、どの作品も笑顔に溢れていました。そして一人一人物語がある。素敵な写真ばかりでした。「笑」は副作用のない薬と言われます。何があろうともこの先、吹き飛ばすくらいのパワーを私こそいただけました。ごちそうさまー!

和田 芽衣氏(写真家)

皆様のお写真を拝見した時、ふわっと優しい風を感じました。特別、日常、家族、仲間…写真に記録されているのはその人だけのかけがえのない思い出ですが、そこに写る光景に刺激され「あ、こんな時間が私にもあったな」と私自身の記憶も蘇り、友人や仲間と会いたくなりました。素敵な作品をありがとうございました。

(敬称略、五十音順)

写真コンテスト小冊子について

RDD2020写真コンテストに応募いただいた作品は、Websiteに一般公開せず、小冊子としてまとめ、全応募者ならびに関係者に実費にてお渡ししております。素晴らしい作品をお手元でさらにご覧になりたい方は、RDD日本開催事務局問い合わせフォームからご連絡ください。